会話論 weekly~作るヒント、観るヒント101

役者で劇作家、『パリ、テキサス』など映画脚本も書くサム・シェパード。
「いかにも」な砂漠のモーテルで再会した男女の未練とすれ違い。

エディ:今度は離さない。

 上手テーブルの椅子に座る。

メイ:最初からつかまえてもいないのに。
   (間)何回こんなことやってきたと思う?
エディ:何。
メイ:バカみたいな空想に巻き込んで焼け石みたいにほっぽり出して。
   何回こんなことが起こるのよ?
エディ:空想じゃない。
メイ:全部空想よ。
〜サム・シェパード Fool for Love, 1983

「空想」とはニワトリや馬を手に入れての田舎暮らし。
このあと双方の父親の二重生活が判明。アメリカの家族。2016.7.10