会話論 weekly〜作るヒント、観るヒント 4

海外ドラマの会話から。授業でもたまに使うフレンズ。核心的なことが言えない気弱なロスがレイチェルを奪われそうになって立ち向かう、相手は英語が不得手なイタリア男。

ロス:聴けよ。うん。聴け。知らないだろうけど…レイチェルと僕は…そういうアレなんだ。

イタリア男:アレ?

ロス:アレだ。そう、アレ。

イタリア男:ああ、セックスしてるってこと?

ロス:違う違う、そういう意味の(technically)…セックスはない…今のところ、でも…いいかそれが問題じゃない。わかるだろ問題は…レイチェルと僕はえーっと一緒にいるべき、つまり君に入ってこられると

イタリア男:ベッドに?

ロス:違うから、そんなこと考えてないから。だから君が入ってくると、間に、僕らがなりつつあるそういう、そこで僕はなんというか…とっても悲しい。

~ジェフ・アストロフ&パニダ・オテッセン Friends 1(7), 1994 

最後の「とっても悲しい」って着地に笑う。状況をどう言い当てまとめるか。