当HPコラムを更新「更地セレクト上演中・・

更地セレクト上演中。

出演は石倉三郎、山口良一、伊倉一恵、大森ヒロシ、佐久間哲、岩崎ひろみ、おおたけこういち、松野井雅、依里、黒田篤臣。

最初は大学で知り合った劇団の俳優さんたちに私のコント台本を演じてもらった。稽古から進行までお世話になりっぱなしだった。当時は松竹芸能関連のTVをお手伝いしていて、芸人さんのモンスター級の才能に恐れおののき、台本と演出と俳優に照明音響を加えた「合わせ技」なら対抗できるかなと思った時期。モンティパイソンを観て演劇で笑いが作れる!と思ったのもそのころ。以降、舞台のコントは(更地シリーズも)同じ意識で執筆している。

今回の出演者の一人、石倉三郎さんはコントレオナルドでやりこめられる役回りだった。熊さんの理屈に言い返せなくなる常識側の人。ツッコミなのにツッコめなくなっていく。漫才のツッコミとは違う。『親子ゲーム』で上司に丸め込まれる警官役も。修正は完遂しない。そのぶん現実味が前に出てくる。修正しなくてもいいのだ。

ワークショップで「ツッコミの段階」について説明することがある。否定→疑う→一緒に考える→認める。爆笑問題のような逐一の否定も効率的だが、ナインティナインに時おり見た「まあ、そういうのはあるわね」つまりボケを認めたとたん生まれ広がる奥行き。私が書いた『優柔不断救助隊』というコントでは、優柔不断な台詞を言い合ったあとのト書き「間。動かない。」がツッコミの役目を果たしていた。

ワークショップについて次回また。

26.4.2