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『ザ・ガンビーズ・ショウ』
1998.2.23-28@本多劇場 3.6-17@東京芸術劇場 3.21-25@近鉄アート館
架空のバンドコメディをさもあったかのようにでっち上げるお祭り企画、3作品を併演(このあと『吉田神経クリニックの場合』にコント、『ロンドン→パリ→東京』のパンフ小説を書かせてもらったり)。 [ナイロン100℃ HP]
『ガンビーズ大爆発』 作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
デビューを目指し、練習に励むハイスクール・バンド、『ワイルド・ガンビーズ』。目指すは学園祭でのライブ!だが、そんな彼等を出し抜き、楽器も弾けないバンド、『シャークス』がデビュー。焦燥感に駆られ、苛立つリーダーのマイク。そんな時、ギターのトミーはシャークスに引き抜かれる。窮地に立たされたワイルド・ガンビーズ!学園祭ライブはいかに!切なさと笑いとで胸が締め付けられる青春学園コメディーの決定版。
『GO!GO!ガンビーズ』 作:宮藤官九郎 児島雄一 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
超能力ショウで一躍人気の4人組、その名も『サイコ・ガンビーズ』。リーダーのやり方に批判的なトミーは、本番を前にケンカ別れ。それを狙っていたかのように、美女愚連隊”ロバート・ゼミキス・カトマンズ”により監禁されてしまうトミー。なぶられ、徐々に未知の世界の喜びに打ち震えるトミー!果たして、ガンビーズが再びステージに立つ日は来るのか?様々なテイストの笑いが程良くブレンドされた、超娯楽大作!
『ガンビーズ絶体絶命』 作:ブルースカイ 故林広志 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
宇宙船ヘアー・サポート号が爆発。代わりの宇宙船を出すため、急遽集められた国中のエリートたち。大統領直々のオーディションにより選ばれたのは、秘書となんとなく残った人と、たまたま通りがかった人だった。これがどうも、スペース・ガンビーズらしい。宇宙へ乗り出した彼らを待ち受けていたものは、燃料切れや、ヌー族の襲撃等、想像もつかない出来事だった・・・。超絶的な不条理さで、ナンセンス度1000%の異端作。
[出演]
犬山犬子 大倉孝二 小林隆志 三宅弘城 みのすけ 峯村リエ 池津祥子 宮藤官九郎 マギー 坂田聡 山西惇 ブルースカイ 藤田秀世 松野有里巳ほか