日めくり作家2

GOVERNMENT OF DOGS久々といっても大阪公演やったあとで懐かしさも消え、
案外普通に書く。2008年8月26日から東京公演の翌朝まで。

10/20
 ということで日めくり作家、おしまいです。

10/19
 特別な公演でしたからね。最後まで。大小様々なミラクル続き。オバハン(エディ)で始まり、オバハン(客)で終わる100分間。いやー、みんな笑った笑った。お疲れさま。打ち上げ中座し別件ミーティングへ、明日本番の浅越ゴエ君からメール。

10/18 
昼夜公演。初めて観る人が多いからねー。驚かれ、感心され、そして笑われる。終演後、体力の現実に向き合いながら三鷹をぷらぷら歩く5人。

10/17 
場当たり~ゲネとなだれるキャスト、そして手直しスタッフ。そして本番・・初めて観る東京のお客さんにも受け入れられたようで。明日もこの笑い波、乗せてね私らを。終わって源流に触れた東京コントマンたちとロビー乾杯。次いつやるかホントわからんしね、ギュッと確かめ合う練り笑いの核心。

10/16
 大学仕事から直行した劇場ではテクニカルチェック中。着替え途中の半裸エディ「映像いい出来やねえ、寒イボ出るねえ、まあ実際寒いっていうのもあるけどねえ」早く上着を着ろ。転換中心にチェック。土曜夜、まだチケットございますよ。

10/15 
夜は新宿。明日からお世話になる三鷹市芸術文化センターの森元さんと別件打ち合わせ。演出の福原君から頼りがいある提案。半ズボンはいててこれだけ頼りがいある人はいない。

10/14 秋雨。実家の窓から霧の比叡山。土田×水沼ネタのラストを少し書き換える。「どんどん楽しくなるねえ」と子供役に胸躍らせるエディ。通し稽古では犬飼若博から神が離れる、いや膨大な台詞量に「全力で飛ばしてどこまで行けるか」挑戦してみたんだそうだ。そんな言葉を聞きながら二人で新幹線、来年の話とか。

10/13
 笑い所、エディも演出。11年前は無かった光景。通し稽古では犬飼若博に神が降りる。指摘に必死演技の作家。がんばります。

10/12
 相互演出、アイデア合戦の全員稽古二日目。何年後かにこれがまた息づくと面白いね。戦艦ネタの位置が変わってバタバタ。プロンプ聞いて再自覚、わけのわからん台詞書いてるわこの作家。拾いまとめる水沼演出+土田サポート。

10/11
 一週間切って京都集合。思い出せない細部。「ここにこんな音が入ったよね?」と無いSEを待ったり、相手の台詞言ってしまったり。でもみんなアレンジ考えてきてるねー。

10/10
 薄い故林を仕上げ、東北放送のラジオネタを2週分書く。東へ西へ不謹慎を送っております。明日から京都稽古。

10/9 
ライブの余韻、連日の大学仕事。薄い故林ほぼ完成。

10/8 
大森ライブ盛況の楽日、楽しそうな顔顔顔。ガバメントの告知も。残って飲酒、ヴォードヴィルの今昔そして三谷さんメールのこと。原点かつ発展のライブ笑いに今後がウズウズ。

10/7 
 大森ヒロシトークライブ初日。リハを踏み越え満席の本番へ。トークに沸き、コントに厚い笑い(パパネタは新たな当たり路線になる予感)。来春の「大森そして故林」企画の出演者も御来場。

10/6
 『薄い故林復刻版(東京)』を書く。宮崎駿や金正日、そして王さんのこと。飲みの席で一度王さんを涙でひいひい転げるほどバカ笑いさせてみたい。それも差別ギャグで。大森さんと近所のサイゼリアで高校生の如く前夜打ち合わせ。

10/5 
ごぶさたJJポリマーを観る。天井に「デビルマンの上の部分」がこすれる熱演。の後、大森さんと西荻COCOPALMへ。椅子動かして最大限の客席作り、すっかりテトリス気分。可動パーテーションのお陰で客から隠れられることが確認でき安心する音響担当者。私の話だが。

10/4 
昼は東京に来てるエディと稽古。上北沢。「いいところだね~」といきなり住みたがるエディ、しかしネタについては細かく強化案を考えて来ていた!そして要らん小ギャグも付け足し始めた!彼が楽しみ出すと格段おもろなる。夜は本番三日前となった大森さん稽古。通すとびっくり濃い時間。コント部分は贅沢な呼吸磨き、より笑わせるべく。

10/3 
今日は大森さんの稽・・ガバメントの日記じゃなくなってきているね、ここ。やるネタは車内販売大森版と新作。次々演技案を思い浮かばせてもらって充実。

10/2
 大学4コマ教えて帰宅、年内の故林ワークショップのこと色々。

10/1
 大森さんに対抗するわけじゃないが(←大森さんのブログ参照)やることやらなきゃと思いつつ映画を見てしまいました。デトロイト・メタル・シティ。やらなきゃならないことの一つ、欽ちゃんの似顔絵を帰ってから描く。

9/30 
暗くなるまでヴォードオヴィルショーの稽古場。PCで音を出しつつ笑わせてもらう達者な呼吸。ガバメントの案内をあちこちしてくれる大森さん。

9/29
 秋雨急冷、大学から帰って御案内メールとか大森ヒロシライブの音源選びとか。ロッキーのCDを何枚か続けて聴くと自ずと呼吸が荒くなってきました。

9/28 
論文月間。完成。

9/27 
大森ヒロシさんの稽古。的確、特に新作描いた通り+α。お互い経験出し合って笑いどころに手を入れ、構成打ち合わせる20年選手同士。

9/26
 文化学院の後法政図書館。夜はバツラジ大打ち上げ。作家さんやディレクターさんと飲みつつ「ガバメント観に行きますよー」。

9/25
 大学で元共同通信記者の講師の方と話。帰って書く東北放送ネタ3週分、ボーイズラブとか。最後のバツラジ聴きながら今月〆切りのベケット論文。

9/24 
GEESE知ってる大学生も何人かいるね。続く東北放送のラジオネタを作りつつガバメントの予約対応。

9/23
 火曜バツラジ最終回。女子学生のズボン脱がせたセクハラ准教授のニュースをADさんとTDさんの「棒読み劇団コーナー」で締めくくる。

9/22 
稽古で揉んだエディ台本をまとめ、東京稽古の場所を抑える。

9/21 
自分の引き出しの多さに戸惑うエディと稽古2日目。「偉そうな子供」と「緊張してる子供」を切り替える隙間にちょいちょい「嫌悪感を催させる子供」が入り込む。そして彼が大きく動く時の風圧が司会を演じる私の背後から感じられて気が散る。

9/20
 京都。本番まで一ヶ月切ったところでエディと久々稽古。改訂部分があるからね。稽古段階ならではのエディの「キャラ探り」に小さな核実験を見る。

9/19 
台風それて雨上がる京都で制作垣脇さんからチラシ受け取り、夜をバックに写真。あの頃の後押し。歩く。

9/18
 エンブゼミ最後の6時間、スジナシの映像見てから即興笑いの稽古再開。遊び方心得て発表じゃ上達の成果。ピチチ5を観に三鷹。福原君が古典悲劇や子供ミュージカルなど意外な題材を扱ったらどうなるだろう。

9/17
 大学の図書館へ。ベケット(劇作家のね)の資料集め、そんなこともやっています。家に帰って昔の台本打ち直し、京都の演劇人が故林台本やりたいと言ってくれてるんで(今週末は京都で稽古です)。

9/16
 エンブゼミは各自台本化してきたドラマの5分シーンを稽古、意外な笑いが起きるたび興味津々。スタッフさんと劇場下見、大森さんとトークライブの構成・・トピックは書いて吊っとこう。

9/15
 TVで忙しいワークショップメンバー、どきどきキャンプ佐藤君ありがとう。東京ガバメント、色んな協力得て進む。

9/14
 若手の動画を見て精を吸う。大森ネタ第一稿仕上がる。引っ掛かり強めるべくガバメント台本見直し。

9/13 プラン9の公演、ルミネへ。受付向かいにC-1決勝8組の写真パネル。携帯で撮ってる女子にピンと来て後ろからチラ見する画面、いいですねGEESEだけズーム。

9/12 講師業~会議~浅越ゴエ君とライブ打ち合わせ~ビタミン大使観劇。その後新宿で飲みつつラジオ今昔物語。事情乗り越える力たち。

9/11 福岡の浜を歩いてました。

9/10 
福岡へ。蓮と亀を見ていました。

9/9
 朝からエンブゼミ3時間。教材として持って来た80年代の深夜ドラマを見る。土田君と会った頃このドラマの話をしていた気がするな。夕方以降はラジオ。

9/8 
朝からエンブゼミ6時間。四ヶ月分ぐらいの内容を凝縮して教える。なんらかの大学に受かりそうな密度でした。

9/7
 書いては直す大森台本。エンブゼミ準備。笑い教える以前に情報時代を憂う。

9/6
 連絡やら発注やら予約やらの午前、まともに起動するとずれようとする頭→台本書こう。夜はフラミンゴの単独公演。楽屋で犬飼君とガバメントの稽古と来年の話。

9/5 
前売り開始、御案内メールをお送り。大森パパが息子の運動会で大はしゃぎするネタを書く。「急に自信失うキャラ」とかペーソスもあって笑えるだろうなー。色んな役者さんに当て書きさせてもらう中でガバメント経験に程よく立ち返る。

9/4
 午後はまるまる制作の垣脇さん・三鷹芸術文化センターの森元さんと情報宣伝。雑誌から新聞まで3社回らせてもらいました。キーワードは「伝説」「ネタに年令が追いついた」「次はまた11年後?」。帰るころまた豪雨、夜は大森ヒロシ台本を進めて一本送信。

9/3
 午後はまるまる大森さん(演出)と来春公演のオーディション。初見の台本を思い思いにやってもらってかっちりコメント、じっくり選考。夜中に改訂エディを送信。

9/2 エディネタに続き、10/7・8に西荻でやる大森ヒロシ・トークライブでやる台本。に続き夕方からラジオ、全日空の景品表示違反のニュースを取り上げる。徐々に社会復帰していく私の脳。

9/1 
エディ台本修正。自分の台詞をぶつぶつ言いながら。無意識に「そういう顔」になっている。一歩手前の精神状態だ。

8/31 
来春の公演のキャストオーディションで使う台本を既成のものから選ぶ。その際ちょっと改訂しようと書き直し始めるとなんだか止まらなくなる。飽きること=創ること、そんな流れか。劇作家協会から送られてきた別役実さん編著の『コント検定!』に見覚えある名前。

8/30
 三鷹芸術文化センターの森元さん・演出の福原君とガバメントの次に三鷹で予定されてる公演の打ち合わせ。大阪公演を見てくれてる森元さんから「アッチャマンがRefresh!でやったような体力勝負のネタを書いてほしい」とリクエスト。あのネタはどうやら体力勝負のネタと思われてるらしい。

8/29
 ラジオの会議の後、新宿で飲み(絹でも使った店)。作家の東野さん・涌田さん、元タカラジェンヌの芽映さん、そして大森さん・・この接点無い人々をつなぐのは、そう欽ちゃんの話題。脈々つながる笑いの系譜。そこで?

8/28 
笹塚の劇場を大森ヒロシさんと下見、その後打ち合わせ。大森さんがCHA-CHAのオーディションを受けていたことに魂を震わせながら来週我々が行なうオーディション用の台本を選ぶ。

8/27 
KKP観劇。お客に優しい空間。踊る口ひげ犬飼さえ細川俊之のように優しい。
「偉そう」と「緊張」の切り替え演技で笑いが強まるはず。などと推敲。

8/26
 大阪公演からちょうど三ヶ月、まためくり出すなら改作を。エディが悪のりできるように台本考。ラジオでオレスカバンドという女の子六人組を取り上げる。ロックだと野外は「かっこいい」のにお笑いだと野外は「営業」になってしまう運命。終了後、作家の人たちと韓国料理屋で飲む。